Windy Flowersの稽古は独特です。
「何故、独特なのか?」
それには幾つかの返答が出来ます。
@現在の演劇訓練所はほとんどが役者やプロデューサーがレッスンを取り仕切っている。
彼らはプロの役者やプロデューサーではあっても、それを伝達する勉強はしていない。
Windy Flowersでは教育学や心理学、コーチングなどを使って
「気付きのシステム」をより高めている。(だから他と比べると独特)
AWindy Flowersでは「演技技術向上」に第一義をおいていない。
第一義は「華向上」においている。
BWindy Flowersでは「講師」は
コーチ、トレーナー、ファシリテーターのような役割をする。
CWindy Flowersでは他業種の方法論やシステムを非常に大切にする。
などなど
といった感じでしょうか。
@は読んで納得だと思いますが、A〜Cに関しては、
明らかに普通の稽古場とは違うのではないかと思います。
稽古場では、
「経済」の話が飛び交ったり、「格闘技」の話が飛び交ったり、「建築」の話が飛び交ったり。
「料理」の話が飛び交ったり、「デザイン学」の話が飛び交ったり、などなど・・・
「手品」の宿題があったり、「写真」の宿題があったり、「絵」の宿題があったり、
「お洒落」の宿題があったり、「詩」の宿題があったり、などなど・・・
それらを全て俳優修行の為にやっているというのだから・・・
「おいおい、お前たち、大丈夫か? 帰って来いよ!」
と言ってしまいたくなる方も多数いるのではないでしょうか?
稽古場に来て、レッスンに参加してもらえれば、
「なるほど!」と、すぐ納得して頂けると思います。
だから、参加見学に来て頂くのが一番早いのですが、
それではこのサイトの意味がなくなってしまいます。
Windy Flowersの「稽古の独特さ」の奥底には、
しっかりした理論と哲学があります。
このサイトではその哲学の一部分を皆様に感じていただければと思います。
ですが、やはり「言葉」には限界があります。
読んで頂いて少しでも関心を持って頂けたなら、ぜひ稽古見学に来て欲しいです。
願わくば皆様と、共に表現活動が出来れば嬉しいです。
Windy Flowers代表 池田悟